えびせん設定
現在、ツイッターの一次創作アカウント五鞠【@mari_itizi】にて主に動かしている子達です
舞台となる国について | |
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魔法国 |
魔法の国、読みはマホウコク。 誰でも簡単に魔法が使える夢のような国として知られていて、その存在を聞きつけた多くの冒険者がここを目指す。全ての物が魔法で賄われていて、学校の教育でも就職でもまず魔法が重要視される。 魔法至上主義で、特に町では魔法を使えない人や魔力の少ない人は才能がないとみなされ行き場所を失い路地裏生活となるような側面もある。 魔力のない者たちは、別世界の技術などを工夫し取り入るなどしてこの現状を変えようともがいている。 |
幻国 |
魔法国で古くから言い伝えられている幻の国。読みはゲンコク。 全てが幻でできていて、気付かず幻国への国境を越えてしまったら最後、 現実と幻の境目が分からなくなり二度とこちらに帰ってこれなくなると恐れられている。 |
現代日本 |
かもめが使う医術が広く使われている世界で、タピオカやトートがもともと生活していた世界。 魔法国の白い塔の本棚や、路地裏のガラクタ置き場などとつながっていて、 転送魔法で旅行をする魔法国民も多い。 |
魔法国の魔法 | |
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一般的に信じられている考え方 |
魔法は、その人が生まれ持った魔力と努力の両方によって使用可能か決まる。
魔力は個人差のある才能のようなもので、勉強をどれだけしても魔力が足りないと使えない魔法もある。 学校で学べば誰でも使える教養魔法と、その人が生まれ持った能力である特殊魔法に分けられる。 |
教養魔法 |
学校で教えられる教養魔法は、よほど個人の魔力が低くない限りは勉強すれば誰でも使えるようになるもので、 火をおこしたり、音楽を流したり、一時的に遠くや近くのものを見えやすくしたりする魔法がその例。 一番高度なものは自身と複数人を別の世界へ転送する魔法で、 これを使って旅行をしたり子供を留学させたりする人もいる。 |
特殊魔法 |
特殊魔法はその人が先天的に持っていたもので、教養魔法とは別の、才能のみで学ばず得られる特性でありその人の個性。持ってる人と持ってない人がいる。 例を挙げるなら、うずらの水魔法やカナリアの反射魔法、キュウの変化術、キウイの幻術、アネモネの忘却魔法、ミラルクの速度魔法、かもめの植物魔法、ジュリエッタの甘露宝石生成など。 特殊魔法が使える人は魔力伝達のメカニズムが違うとされているので、教養魔法が上手く使えない人もいる。なので、自らの特殊魔法の才能に気付かず路地裏暮らしをしている人も多い。 代々遺伝で引き継がれる特殊魔法もあれば、突然変異で起こる特殊魔法もある。 |
魔法国の魔法の仕組み |
幻国から漏れてきた強い力が魔法国の魔力と呼ばれるものの源であって、それには個人差はないし、本来教養と特殊の境目も存在しない。 この魔力とは幻を見せ相手を信じこませると真実になる力なので、魔力を信じる魔法国民は何の疑いもなく幻の力のおこぼれを使いこなす。 ただ、どんなに強力でも信じる気持ちに完全依存している力なので、利用する本人が魔法を使えないと思い込んでいたり、魔法の対象となる相手が魔法なんて存在しないと思い込んでいると、全く効果がなくなる。 魔法を使えない子だと子供のころに決めつけられた不器用なすずめや、母に男だから魔力が少ないと言われ続けたカナリアが上手く魔法を使えないのは、使えないと思い込んでいるからである。 |
軍のこと | 軍の入り方 |
定期的に魔法国主催の軍採用試験があり、筆記と実技の合計点で入れる軍のランクが決まる。 実技はその場で組んだ二人一組のペアで試験を受ける。 実技で組んだ相手とランクが同じになるとは限らず、それぞれ個人の評価は別でされている。 また、実技試験後その相手と同じ班で活動するかどうかは完全に自由。 |
軍のルール |
必ず班行動をしなくてはならず、三人で活動している班がほとんど。ちなみに人数制限は無い。 初めに入った軍のランクが低くても、功績さえ残せば上のランクに出世する可能性はある。 班のランクが高いほど色んな仕事が回ってくる。低いランクの軍人は副業をしている事も多い。 |
えびせん |
永久予備選力緊急対策用部隊の略で、軍の中で最底辺に位置するランク。 上級軍人は魔法国民みんなの憧れだが、最底辺ランクは蔑視されている傾向がある。 その扱いはごく普通の冒険者よりも悪く、宿にもまともに泊まらせてもらえない。 |
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魔法国の土地 | 城 |
魔法国は一応王国なので城がある。国のちょうど真ん中に位置していて、城下町エリアに囲まれている。 最近女王様が行方不明になったことで、城内は不穏な空気に包まれてる。 城の庭には、一生に一度だけ願いを叶えてくれる願い星がある。 |
町 |
城の周りにあった町がいつの間にかマチという通り名で広まって、そのままこの名前が定着していった。魔法国に町は数あれど、日常会話でマチと言われたらここを指す。 華やかな都会であり、魔法国外の人々がイメージする魔法国そのままの姿をしているが、その奥にある路地裏は魔法が使えなくて、魔法国での居場所を失った若者たちのたまり場になっている。 魔法学園があるのもこの地域。 |
森 |
魔法国の三分の一くらいは森でできていて、色んな動物や謎の生き物が住んでいると言われている。 森に入るのは少数民族か、物好きな研究者か下級軍人くらい。昔は森が無く、砂漠地帯だったらしい。 |
港街 |
テトラの街が正式名称だが、だいたい港街と呼ばれている小さな地域。 数年前、亜人によってとある新興宗教の教会が建てられて以来、ちらほら亜人が訪れるようになった。 昔は栄えた甘露宝石店があり、それなりに人も多かった。街の建物は白で統一されている。 |
村 |
森に隠されて、その場所を知っている人でさえ入口を見つけることのできない村。 田園風景が広がる水の豊かな田舎で、魔法国で唯一魔法が信じられていない地域。 魔法が使えない被差別集団が長い間隔離されていたため、いつの間にか魔法の存在が忘れ去られている。 資料の上では魔法国の前にあった国の首都とされている。 うずらが閉じ込められていた白い塔がある。塔の本棚はあらゆる世界の本棚とつながっている。塔の中の時間は永遠に止まったままで、長くいるとその魔力に影響されて、自分も時間の流れに沿って生きられなくなる。 |
古都 |
職人と本が集まる資料の町。正式名称はアルテットだが、古都と呼ぶのが一般的。赤茶色の建物が多い。 魔法国に関する様々な資料が保存されている大図書館がある。古都とは言うものの、町や村の方が歴史は古い。 |
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少数民族について | 少数民族とは |
魔法国を旅してまわる一族のことで、魔法国ができる以前から存在していたといわれる。現在も存在する。 魔法を伝えた一族と言われたり、あらゆる魔女の祖先と言われたりするが、伝承は地域によってムラがあり、資料もほとんど残っていない。 いくつかの家系(魔女、戦士、召喚士、術士、鍛冶師など)がまとまって民族となり、小社会を作り上げている。 家系ごとに親世代までしか残れず、孫ができたら一族を抜ける仕組み。旅をしているからか総じてバイリンガルでだいたいの動物とも意志疎通できると言われている。(実際はできない) 規則が厳しいことでも有名で、子供でも規則を破れば即一族から追放されてしまう。 |
掟 |
その家系に与えられた役割以外の働きをしてはいけない決まりがあり、戦士が魔法書を読んだり、術士以外が怪我の治療を行っただけで追放されてしまう。 少数一族の人は戦士の家系の人よりも前に出て戦ってはいけない、また戦の手柄は戦士が分配を決めるなどの決まりもある。 家系の役割はその家の長男が引き継ぐ決まりがあり(魔女の家系は長女)、もし子供が生まれなければ家系が継げなくなりその役割は少数民族から消滅する。その為、少数民族の家系は年々減ってきている。 少数民族の家系が続々と途絶えてきているので、こばとやカナリアのように性別がそぐわなくても人数合わせの為に無理やり組み込まれることも最近は多い。 それぞれの家系の人が結婚すれば、お互いの家系の役職に転職できる掟があるが、忘れ去られていて、資料の上でしか残っていない。 |
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その他 | 旅商人 |
魔法国を旅しながら甘露宝石を燃料とした魔法道具を売る人々。偽物を平気で売る人もいる。 信じればお役立ち、信じなければただのガラクタと化す道具や、様々な国の名産品や土産物を売る。 たまに、別世界から輸入してきた珍しい文明品が品揃えに入っていたりすることもある。 |
亜人とは |
人のようで人でないものと言われている被差別種族。単眼やら多足やらケモノやら鬼やら小人がその例。
単眼のキウイや化けギツネのキュウ、ゾンビのイチも亜人に入る。 人と同じ考え方ができるが、特異な外見のせいで一般的な人から敬遠されるものの総称。 ここ数年前に、魔力と財力に恵まれた亜人が亜人差別撤廃の為の宗教を築いた。港街にある教会がそれ。 逆に、普通の人間を差別して自分たちの方が上だと主張する亜人もいる。 |
甘露宝石 |
消費型の燃料。身に付ければ魔力増強になり、あらゆる魔法道具のエネルギーの源にもなる優れもの。ただし作れる人は限られている。名前はおいしそうだが食べ物ではない。 魔法国には、代々甘露宝石を作り出せる一族がいて、その一族が生成した甘露宝石が魔力の少ない人の力を増幅させたり補強したりしていた。しかし、この一族の魔力が代を継ぐにつれて弱まってきているせいで、現在作られている甘露宝石は殆ど役に立たない。その為魔力の少ない人たちの立場がさらに弱くなってきている。 最近、甘露宝石の大手会社であった一族が偽の宝石を売るようになり信用を失ったことで、年代モノの甘露宝石を仕入れられる旅商人の需要が高まっている。 |
蘇生術について | 魔法国では蘇生術はご法度だが、カナリアがこばとに贈った花飾りのように、本人も知らず知らずのうちに作りだしていたものや、かもめ父がイチに施した医術蘇生のように異世界の新しい技術が使われたものは判定できず合法扱いとなっている。 | 変化術と幻術 |
変化術とはキュウがもといたフタマタバケギツネの群れに伝わる秘術で、見た目だけでなく触感や匂いまで偽り、実際に自身の体の構造や成分そのものも変化させる能力。ただし、自分の大きさと同じサイズにしか化けられない。 幻術とは、相手から見た自分の外見や空間を思いのままに操る特殊魔法。ただし、視覚しか操作できないので、相手に幻覚を触れられた途端、幻術だとばれてしまう。キウイが使える。 この幻術の上位互換が、幻国から漏れ出てきている魔法国の魔法の正体である魔力そのものになる。 この幻国から漏れ出ている力で現れた幻を相手に信じ込ませさえすれば、その幻を実体そのものに変えることができる。 |
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